こんにちは、小田です(^^♪
突然ですが…
釈迦に説法ですが、利用者さんの在宅生活を支えるために必ず必要になってくるのが、訪問看護です。
もちろん、訪問看護以外にもケアマネージャーさん、ヘルパーさん、デイサービスさん、福祉用具さんと枚挙にいとまがないですね。
ただなぜ訪問看護なのか。
理由は私達の使命感と利用者さんのニーズ。
次に国の政策、市/県の政策。
それらからも分かる様に、これからもそのニーズはより一層高まっていくでしょう。
しかし、現在の訪問看護ステーションの経営実態としては、開設と閉鎖を繰り返して事業所数が思うように増加していない状況です。
一時期的には増えていても、質がほとんど担保されていません。
閉鎖の大きな理由としては、2つあります。
➀人員(職員さん)の確保が困難であること
②利用者さんが増えないこと
です。
ではなぜ存続経営が難しいのか。
堅苦しい話をすると…
その原因は、何のために訪問看護を提供しているかという強い想い、ビジョンとそれらを提供してくれる職員さんの雇用環境を飛躍的に高め、夢を叶えるステージと捉えつつ事業所運営が出来ていないからです。
更に、経営者として常にアンテナを張り、思慮深く行動し、多領域までのマーケティングが出来ているか。
【しているか】ではなく【出来ているか】
例えば、厚労省の第7次医療計画や社保審、中医協等の審議や骨子をリサーチ、理解出来ているか。
もっと分かりやすいのが、広島県地域医療構想のビジョンから始まり、ベッド数、機能、連携。急性期、回復期、慢性期の連携、現状と課題、方向性。がんの医療提供体制。医療構想終了後の動向、第10期ひろしま高齢者プランの方向性。
広島の訪問看護の経営者でこのあたりを正しく探求、理解出来ている人はどれくらいいるでしょうか。
今、この日本、そして広島に求められているのは安定して運営できる訪問看護ステーションです。
だからこそ、介護保険、医療保険を単一サービスだけで提供するリスクが非常に高い事を理解出来ているのでしょうか。
他サービス、他事業、他エリアと展開していかなければ今後3年~7年で衰退の一途を辿るハズです。
社会保障インフラ単一サービスだけの事業はハイリスクなのです。
いかに、経営者が現場視点と経営視点で事業を運営、展開出来ているか。
例えば、職員さんと利用者さんの幸せ実現の為の運営が出来ているか。
その努力をしているか。
例えば、生き残りをかけたリスクヘッジが出来ているか。
その研鑽をしているか。
例えば、コアコンピタンスを活かした事業展開が出来ているか。
そのマーケティングをしているか。
その為には私一人の力では到底叶いません。
社員さんという、一番身近なパートナーがいるからこそ実現出来るのです。
一緒に広島の未来を考え行動し、利用者様に寄り添える看護、リハビリを提供しませんか?
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